地球を救う竹資源活用法 ―炭化によりカーボンニュートラル ―
日本の竹は古来より、たけのこの食用や民芸調度品など日本文化に密接な関わりがありました。そのため竹は各地に植林を繰り返し多くの人に大切に管理され続けました。しかし近年、安価な外国産たけのこや工芸品輸入の増加より竹林に入り管理する人が減少、放置された不良竹林ばかり目立つようになりました。放置された竹は地下茎8メートルほどまで伸び、天然木や杉、ひのきなどの植林に悪影響を与えます。また深く根を張らないことより傾斜地などでは土砂災害の危険性をはらみます。健全な竹林として維持するには定期的に間引きを繰り返す必要があります。また伐採した竹を炭化することは、地球温暖化の主原因である炭酸ガスを炭素(炭)として固定することとなり、環境に負荷のないカーボンニュートラルの立場にあるといえます。

竹炭の最大の特長は脱臭力! ホルムアルデヒド対策にも効果。
竹炭内部はシリカゲルと同様、マクロ孔とミクロ孔を多数持つ毛細管状の構造をしています。その孔(穴)の表面積は1gあたり400~700㎡と備長炭や木炭に比べると数倍も大きく、その多孔質構造が脱臭、調湿など環境改善に優れた効果を発揮します。人工的に製造された活性炭は均質の孔を持つことより特定のガスに優れた吸着力を発揮することに対し、竹炭は複雑な大小の孔を持つことより広範囲におよぶガスの吸着を可能とします。またその複雑化した構造が有用微生物の着生を促し、これら微生物が有機物を分解する働きもよく知られます。また竹炭は旧建材の建築塗料、接着剤が発するホルムアルデヒド臭をよく吸着します。空気中の水蒸気(湿気)においてはB型シリカゲルの作用と類似します。高湿度時に最大で自重の約10%強を吸湿、また関係湿度の低下により放湿、この作用を半永久的に繰り返します。

この他にも・・・

エジソンの発明、フィラメントが竹炭を使用したことで理解できるように竹炭は蓄電性を持ちます。この竹炭の持つ導電性、蓄電性は家電製品や送電線が発する有害な電磁波を吸収する働きをします。地中に埋める埋炭、床下に敷き詰める敷炭といった施工法がとられます。空気清浄においてはB型シリカゲルと竹炭は相乗効果が望める組み合わせのため、混合して使用することをお薦めいたします。

品 名 国産竹炭 粒状 炭化温度800~1000℃
素 材 4年以上の国産、孟宗竹を使用。
粒 度 2mmから5mm
規 格 30リットル
重 量 約8Kg

【B型シリカゲルと配合する場合】

敷き詰める場合はシリカゲルの上に適量を撒くか、あらかじめ配合したものを散布。

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