床下施行例 | 竹炭ゲル1.1Kg | 持続性シリカゲル |
【効果】
床下の調湿機能、カビ、結露防止、家屋材の腐敗防止、害虫忌避、脱臭および有害ガスの吸着
<<持続性シリカゲル>> シリカゲルの組成は、二酸化珪素が98%以上と極めて安定した化成品です。この珪素とは、地殻の60%を占める物質で、石英・水晶として天然に存在します。内部構造は無数の穴(細孔)で構成され、細孔の表面積は1gあたり約450㎡、畳で約300畳分になります。その毛細管状の構造より湿度が上がると周辺の湿気(水分)を九州、また湿度が下がれば取り込んだ水分を放出し、空間湿度を安定調湿する働きをします。またこの作用を半永久的に繰り返します。高湿度時における吸湿力に優れ、吸湿能力は最大で自重の約70%の水分を吸着します。<10Kgで最大7リットルの吸湿量>また、アンモニアの臭気もよく吸着します。 |
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<<竹炭>> 縦に連なる維管束で構成される竹を炭にすると、縦状の穴の空間が大小無数にできる多孔質構造(ハニカム構造)になります。この組織構造により,竹炭の穴の表面積は他の種類の木炭に比べてかなり大きく、また内部の構造も複雑化しています。この特徴を利用して、穴を通じて大量の空気(ガス)や水分の出し入れを物理的に行います。最大で自重の約10パーセントを吸湿します。また、竹炭の脱臭効果はよく知られるところですが、有害ガスや住居にまつわる悪臭を、複雑化した内部構造により吸着し有用微生物により中和・分解します。 |
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(ホルムアルデヒド吸着テスト実施済み) |
【規格】 | |
サイズ | 35cm×35cm |
重量 | 1.1Kg(1袋) |
梱入り数 | 10袋 (1坪分) |
成分 | 持続性シリカゲル、竹炭(粒状) |
竹炭ゲルの効果
床下空間の調湿機能
使用原料である持続性シリカゲルと竹炭は、ともに湿度の上昇時は吸湿、また湿度が低下すると取り込んだ水分を放湿、この作用を半永久的に繰り返す働きがあります。この調湿作用により、年間を通じて床下空間を安定調湿します。また、いずれの原料も高い湿度時に、より効果を発揮するため、住宅を傷める※夏型結露にも対応します。
家屋材の腐敗防止
長期間にわたり高い湿度の状態が続くと、束材など木材に悪い影響を与えます。木の含水率が20%を超えると、腐朽菌などのバクテリアが発生、そのため木材を腐らすことになります。竹炭ゲルによる調湿効果は木材の水分を過剰にならないよう調整、そのため腐敗を抑制し木造建築物の耐久性を高めます。
脱臭および有害ガスの吸着
床下独特の臭気であるカビ臭や薬品臭を、シリカゲル・竹炭のそれぞれに異なる特長を持つ脱臭機能により広範囲に吸着します。また、竹炭は有害ガスでもあるホルムアルデヒドの吸着に優れた効果を発揮します。
断熱・保温効果
シリカゲル・竹炭とも大小無数のすきま(孔)を持つ多孔質構造です。「竹炭ゲル」を床下に敷くと、地面との間に空間(空気の層)を作るため、夏は涼しく冬暖かい断熱・保温効果を発揮、年間を通じた省エネ効果が期待できます。
電磁波の遮断性
急速な電化製品の普及により、電磁波による人体への悪影響が問題視されています。高温で炭化させた竹炭は蓄電性に優れ,電磁波を遮断します。また、送電線近くの住宅では、電磁波対策としてもお薦めします。
施工上のメリット
●施工後のメンテナンスは一切不要
●既設の住宅でも簡単に搬入・施工できるマットタイプ
●作業しやすい軽量タイプ(1袋は1.1Kg)
床下のチェックをお薦めします!
◆畳・カーペットがジメジメする
◆ ダニの被害にあった
◆畳の下や押入れ、収納庫に湿気が充満し、カビ等もみられる
◆シロアリをみた
◆床下の臭気が強い
◆ぜんそくやアレルギー疾患等、健康体が損なわれた
◆床下で排水漏れや雨水が流出したことがある
夏型結露
日本の夏は蒸し暑く、大気中に大量の水蒸気が含まれます。この暖かく湿った空気が屋内に侵入し、冷たい地面やコンクリートにぶつかると、そこに結露が生じます。このように床下、地下室、土間床、掘りごたつ式駐車場など、夏の住宅で発生する結露を夏型結露と呼びます。床下では、梅雨期で約15℃、盛夏で約20℃以下が露点温度になります。
竹炭ゲルの施工方法
- 新築基礎工事の終了後,床下に1㎡当たり3袋の割合で敷きつめてください。
- リフォーム・既設住宅の場合床下に潜り作業します。施工方法は新築に準じます。床下への通用口は床下収納庫,格納庫,和室に多く,コンパネ・荒板、あらため口もあります
竹炭・シリカゲルの対比表
竹 炭 | 持続性シリカゲル | |
成 分 | 炭素92%以上、酸素、水素、灰、他 | 二酸化珪素98%以上 |
内部構造 | 多孔質ハニカム構造 | 毛細管状に多数の細孔 (メソ孔が中心) |
表面積 (1gあたり) |
約300㎡ | 約450㎡ |
調湿特性 および 調湿能力 |
湿度の上昇時に空気中の水分を吸湿、湿度低下により取り込んだ水分を脱着、この作用を繰り返す。吸湿能力は最大で自重の約10% | 左に同じ
吸湿能力は最大で自重の約70% |
脱臭 および 空気清浄作用 |
とりこんだ臭気やガスを微細孔に吸着、有用微生物(放線菌等のバクテリア)により分解、中和する働きがある | アンモニアなどのアルカリ系臭気の吸着に優れるが、条件により湿気(水分)とともに放出することもある。竹炭と比較すると安定した消臭効果はない。 |
電 磁 波 対 策 | 蓄電性に優れるため、人体に悪影響を及ぼす電磁波を遮断。 | |
害虫忌避 | 調湿により有機物に繁殖するカビの発生、およびカビを食べるダニの他、寄生害虫の発生原因を抑制 | 左に同じ ※シロアリ等の害虫はシリカゲルの固まり内に長時間生存できない |
結露防止 | 湿度が上昇するほど吸湿効果が高くなり、結露の発生を抑制。 | 左に同じ |
家屋材の腐敗防止効果 | 調湿により腐朽菌の発生を抑制、束材の耐久性を高める | 左に同じ |
断熱冷却作用 (省エネ効果) |
すきまの多い多孔質構造により、床下に空気の層をつくる。そのため夏涼しく、冬暖かい効果がある | 左に同じ |
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