サニーキーパー 25kg / 5kg 塩化カルシウム

路面凍結の様子

塩化カルシウム

サニーキーパー

表1

物質主成分化学式分子量溶解熱(Kcal/mol)主成分1g当たりの溶解熱
塩化カルシウムCaCl₂・2H₂O147.010.088
塩化マグネシウムMgCl₂・6H₂O203.32.9414.5
塩化ナトリウムNaCl58.44-1.21-20.7
溶解熱….物質の1g分子を多量の溶媒に溶かすときに発生する熱量

塩化カルシウムを使用した凍結防止剤です。 塩化ナトリウム(nacl)と同じく無機塩類で、天然の海水にも微量に含まれます。吸湿性、潮解性を持ち、凍結した場所に使用すると高い溶解熱により雪や氷を溶かします。 また、水溶液になると凝固点を大きく下げる働きがあるため<凝固点降下作用>、道路の凍結防止に大きな効果を発揮します。 同じく凍結防止目的に使用される塩化ナトリウム、尿素、酢酸ナトリウム等に比べると、凝固点降下の働きに格段の差があり、そのため極寒冷地にも使用されています。

<使用量>
散布量は、気温、アイスバーンの厚さ交通量などにより大きく変化しますので一概には言えません。また、散布後の気温降下や降雪量を予想することは非常に難しく、予想とは逆になる場合もしばしばあります。従って実際の作業としては1回の散布量は一定し、降雪、気温低下が激しい場合は、散布回数を増やして調整する方法がとられます。およその基準は表2を参考にしてください。

表2 サニーキーパー散布基準

積雪・凍結の状態1m²あたりの散布量
新雪・薄い氷(厚さ2cm程度)50~80g
固まった雪・厚い氷(厚さ5cm程度)100~150g

表3

溶液濃度%(CaCl₂)比重15℃ポーメ度サニーキーパー25gに対する氷の量水1m³に対するサニーキーパーの量凍結点
51.045.834074-2.5
101.0911.5158159-6
151.1317.097258-10,2
201.1822.166378-17.4
251.2327.448518-28.5
301.2932.736699-55.0
351.3437.027909-15.5
雪や凍った場所に直接ばら撒く

画像は散布後、凍結箇所が少し溶けかかった状態です。
時間経過とともに、溶けた塩化カルシウムが水溶液となって周囲に拡散、周囲の氷雪を溶かしていきます。 

使用方法

●凍結する前に散布すると効果的です
●凍結、着雪した場所では直接散布してください

凍結防止剤 サニーキーパー <土壌安定・防塵剤>

規格 25kg入り・5kg入り
成分および
含有量
塩化カルシウム 72%以上

■サニーキーパー・品質仕様書(PDF)

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