粉末状→固化(ゲル化)
重量・体積の増加、および触感の違いで取替時期を告知
〈設置例動画〉
用途
海上輸送コンテナおよび保管庫、倉庫などでの結露・カビ・錆の発生防止
特徴
- シリカゲル比約5倍の吸湿力!※1 コストパフォーマンスに自信あり。
- 大容量かつ、場所をとらないコンパクト性。
- ゲル化(固化)により、容易に吸湿状況の判断が可能。
- 水を通さず高い透湿性を持つ高機能不織布を使用。
- 吸湿速度を重視、吸湿面の最大化を実現した専用吊り下げネットを採用。
※1 単位重量あたりの吸湿容量を比較
商品サイズ
横180×長さ800×厚さ40(mm) 3連結
初期商品重量
870g/本 ※吸湿後の重量は最大で約1,200gほど増加(25℃ 90%RH時)
商品原料
塩化カルシウム 無機系および有機系吸液剤 消臭剤
使用方法
本体に大型除湿剤が3個内蔵されます。コンテナで使用する場合、天井付近に数箇所ある突起にそのまま吊り下げてご使用頂けます。この際にはコンテナ内突起と除湿剤本体の先端は付属のヒモで堅く縛ります。
標準使用量
20フィート型コンテナ1基あたり、ファインドライB-1200を8本~12本を推奨します
A: 衣類・フレコン・バルク輸送・リーファーコンテナ・短期航路 8本
※最大吸湿量 9.6Kg
B: 金属部品・機械部品・自動車部品・金型 12本
※最大吸湿量 14.4Kg
40フィート型コンテナ1基あたり、ファインドライB-1200を16本~24本を推奨します
C:衣類・フレコン・バルク輸送・リーファーコンテナ・短期航路 16本
※最大吸湿量 19.2Kg
D:金属部品・機械部品・自動車部品 24本
※最大吸湿量 28.8Kg
※最大吸湿量とは25℃ 湿度90%RHの一定条件時です。また、弊社が表示する吸湿量とは、包材の重量を除き、吸湿後の重量より使用前の重量を単純に引いた差の値(NET)です。吸湿量の表示では、これとは異なる内容での表示方法もあるのでご確認ください。 |
【参考】コンテナの容積
20フィート型コンテナ 容積 約33m3
40フィート型コンテナ 容積 約68m3
40フィート型背高コンテナ 容積 約76m3
尚、使用についての相談、問い合わせは担当までご連絡ください。
湿度データローガによるコンテナ内除湿テスト <実証データ>
<対象>20フィートコンテナ
<特記>20フィートコンテナにおけるファインドライB-1200の推奨使用量(8本)と同等の吸湿容量(性能)を持つ 弊社製除湿剤をコンテナ内に設置した時のデータとなります。
<実験内容>
同一商品を積載し同時に輸送する2つのコンテナの一方にテクノス産業用除湿剤を設置、もう一方は乾燥剤を設置せず、バンニング(詰め込み)からデバニング(詰み出し)期間の温度・湿度を時間経過毎に測定する。
測定機器の設置場所は各々のコンテナの中央部(下段)と奥(上段)とした。
実験に使用したコンテナ <ドライコンテナ>
20フィート型;テクノス産業用除湿剤 M-200を50個設置 <ファインドライB-1200 8ヶ分と同等
40フィート型;設置せず(ブランク)
計測開始;バンニング(積み込み)中国
計測終了:デバニング(荷卸)日本
※ 計測開始時の外気温度は33℃、関係湿度は73%RH
<実験結果>
テクノスM-200 50個設置 |
測定場所・時間 | 平均湿度(℃) | 平均湿度 (%RH) |
水分量 (g/m3) |
F40フィートの真中・下段 | 30.5 | 56.7 | 17.0 | |
40フィートの奥・上段 | 31.6 | ※50.5 | 17.0 | |
40フィートの奥・上段 湿度の低い時間 |
28.0 | 57.0 | 16.0 | |
40フィートの奥・上段 湿度の高い時間 |
36.0 | 38.0 | 16.0 | |
20フィートの真中・上段 | 30.2 | 49.2 | 15.0 | |
20フィートの奥・上段 | 32.1 | ※41.9 | 14.0 | |
20フィートの奥・上段 湿度の低い時間 |
26.0 | 49.0 | 13.0 | |
20フィートの奥・上段 湿度の高い時間 |
46.0 | 22.0 | 15.0 |
◇結露発生を抑制する方法
①日中の温度差をなくす
②庫内の水蒸気量を減らす
③庫内への水蒸気の侵入を抑える
◇コンテナにおける結露対策
①温度管理のできるリーファーコンテナの使用
②専門的包装およびバリア梱包と、業務用除湿剤をあわせた湿度管理
③コンテナ対応型除湿剤の使用
◇コンテナ以外の使用例
倉庫、保管庫、引越荷物、太陽光発電、パワーコンディショナー ほか
ファインドライB-1200 製造の様子
自動給袋式充填機
自動充填三方シール機
二種混合三方シール機
【ファインドライB-1200ご案内チラシはこちら(PDF)】
SDSシートが必要であればお気軽に申し付け下さい。
本品は収納庫、倉庫など閉鎖空間での除湿、結露対策にもご利用頂いております。
ただし、環境の厳しい海上コンテナ輸送での適応を前提としているため、吸湿速度は可能な限り早くなるように設計されています。 そこで、この能力を最大限に引き出すために約2ヶ月(冬季は最長で3ヶ月)を目安とした交換(定期)をお勧めしています。
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