救急車ストレッチャーに使用するディスポシーツ「MITシーツ」の商品紹介

ディスポシーツ

救急車の駆けつける救命現場では、様々な非常事態から救出される傷病者を病院に移動するため救急車搭載型ストレッチャーが使われます。

このストレッチャーには傷病者を仰向けに乗せるマット部(担架)が設けられていますが、マットは主にウレタンが内蔵され、全体はビニールレーザーで覆われています。

ストレッチャー使用時は、このマット部(担架)の上にシーツやカバーを装着して使用されることが多く、特にディスポタイプ(使い捨て)は救命現場のあらゆる条件下にも使える商品が選択されます。

コロナ禍においては特に使い捨て(ディスポ)シーツの需要は増加したと見られます。

以下、救急車に使用するストレッチャー用ディスポシーツに向けた、現場からの要望と理由について挙げます。

吸水性

 

 傷病者からの体液流出、および嘔吐物による汚染を抑制するため

防水性

 

 担架本体や車内への汚染拡大防止のため

防滑性

 

 傷病者が担架から滑り落ちるリスクを抑制するため

強度

 

 ・体位変換の必要がある場合、傷病者の状態によりシーツを使用したまま行う方が望ましい場合があるため

 ・傷病者をストレッチャーからベッドに移し替える場合、近距離であればシーツに乗せたまま搬送した方が望ましい

  場合があるため

サイズ

 

 ストレッチャーは幅約600mm、全長2000mm このサイズが概ね基準となるため    

次に、ストレッチャー用ディスポシーツとして開発された「MITシーツ」の商品紹介です。

当該品は材質の異なる3層のフィルム構造により、これまでに消防局の救急隊出動件数だけで約80,000件以上

(出荷ベース 2023年1月まで)に対し使用実績があります。

そこで、上記5項目ごとに分けて「MITシーツ」の特長をご紹介いたします。

吸水性について

MITシーツの表面は天然繊維100%です、この素材は吸水反応が極めて早く、一時的に拡がりつつもしっかり吸収、

また保水力に優れることから汚染の再拡大を抑制します。

また、化学繊維と異なり触れると温もりが感じられるほか、アレルギーを誘引しません。

防水性について

MITシーツには防水フィルムが配置してあります。

このためマットに向け直接液体が漏れ出る心配もなく、汚染拡大を抑制します。

防滑性(滑り止め機能)

傷病者と接触しない裏側は、防滑用フィルムが配置されます。

これによりシーツとマットの摩擦を抑えることで、傷病者の落下事故を未然に防止します。

強度について

シーツ強度に対する要望は、救命現場から数多く聴かれます。

MITシーツは縦、横ともに引っ張り、引き裂、衝撃強度に優れ、一時的な担架の役割を担う実力も持ち合わせます   

また、それぞれの数値が示すように、ストレッチャー用ディスポシーツを象徴する特長でもあります。

サイズについて

MITシーツの幅は、ストレッチャーの幅600mmより300mmほど余裕があります。

この余剰分は両端よりマット部内側に向けて織り込めば安定いたします。

次に丈(長さ)はロール巻であればカットが自在、また、ミシン目入りの場合は2M間隔で手で容易にカットすることができます。

厳しい救命現場を支える救急ストレッチャー用シーツは、品質は勿論のこと、今後も更なる利便性が求められる業務品

と考えております。

【品名】 ストレッチャーディスポ 「MITシーツ」

【サイズ】 900mm幅

【規格】  100Mロール巻  / 100Mロール巻 (2M間隔 ミシン目入り)   2種類

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