第二話 「わかりやすく解説! 呼吸する乾燥剤 シリカゲルB型」

平成27年11月21日投稿

このシリカゲルB型とA型の違いは、内部に作られたすきま(孔)にあります。 いずれのシリカゲルも、大小無数にあるすきま(孔)を通じ、大気中の湿気を取り込みます。
この作用は、大気とシリカゲル内の分圧差を修正するような動きです。 シリカゲルB型は、A型に比べるとすきま(孔)のサイズはかなり粗めに設計されていますが、これは地上で湿気(水蒸気)が自由自在に出入りできる絶妙の径と奥行きとなります。
シリカゲルB型は常温においても、湿度が上昇すれば湿気を取り入れ、また、雰囲気的な湿度が少しでも下がれば、大気中に一度溜め込んだ湿気を吐き出し、この作用を長期的に繰り返す働きを持ちます。
また、シリカゲルB型はA型に比べると、湿度が高くなるほどたくさんの湿気を吸収することができます。
孔の緻密性を示す表面積は、シリカゲルB型は1gあたり約450㎡に対し、A型は約700㎡とかなり大きくなります。
(ここに示す表面積は、立体的なすきまを平面上に伸ばすとイメージしてください。)
乾燥剤としてのシリカゲルA型に対し、条件次第では吸湿と放湿を繰り返すシリカゲルB型は、湿度が下がり過ぎるとダメージを受ける商品の保管など、主に調湿を目的として使用されます。

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