海上コンテナの湿気・結露防止対策

コンテナサイズの除湿剤

コンテナは寄港できる港さえあれば海の上を世界中のどこにでも運ぶことが出来るため、必要不可欠な輸送手段として物流を支えています。

然し、日夜の激しい温度変化、海上を常に漂う猛烈な湿気、および移動に伴う気候の変化により、コンテナ内の荷物は厳しい環境に晒される場合も多くあり、保管対象によっては結露、湿気対策が必要となります。

この海上コンテナの容積は、20フィートで約33㎥、40フィートで約68㎥です。 コンテナ積載時は概ね荷物をぎっしり詰みこみますが、そこで同時に大気に含まれる水蒸気も閉じ込めることとなります。

コンテナを閉じた時の気象条件は、少なからず積荷のコンディションに影響を与えます。 さて、大気中には通常で約1~2%、多い時で約4%ほどの水蒸気(湿気)が含まれます。

温度10℃から30℃時での荷物の詰め込み作業であれば、20フィートコンテナあたりで約300gから、最大で 約1,000gの水蒸気量(湿気)をコンテナに閉じ込めることになります。

水蒸気量は温度が高くなるほど空気中に存在する限界も高くなります。

つまり、同じ相対湿度(関係湿度)であっても、温度10℃の場合と30℃の場合とでは、水蒸気量(絶対湿度)に約3倍もの差が生じます。

そこで、詰め込み場所(バン詰め)が東南アジアなど、暑い地域でしかも雨季ともなれば、外気の水蒸気量はかなり多くなります。 国外の作業ということで、条件的に難しい場合も多いかもしれませんが、コンテナ内に出来る限り吸放質する材料や水分および水蒸気を入れないことは、品質維持は勿論のこと、結露を抑制する対策となります。

湿度の高い状態であれば、僅かな温度低下でも結露が発生します。 因みに、以下は各温度における結露の生じる条件となります

温度 30℃ 湿度  90%RHの場合   結露発生(露点温度)約27℃  

温度 30℃ 湿度  50%RHの場合   結露発生(露点温度)約18℃  

特にコンテナ専用船のデッキ上は天候に左右されやすく、日中と夜間の温度差は赤道付近の航路では、最大で40℃以上にもなるようです。

そこで コンテナの鉄板が冷やされると、内部では天面、側面の表面上に結露水が付着し、その量が多くなれば、水滴が落下します。これらが商品を汚染する事故が多発しています。

結露とは温度が下がると生じる自然現象です。温度変化の調整が難しいようであれば、 閉鎖空間内の水蒸気量(湿気)を出来るだけ少なくする、抑えることができれば結露は抑制されます。

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