第六話 「空家、空き部屋、空き室、別荘での湿気・カビ対策①」  <業務用乾燥剤シリカゲルの使用法>

平成30年3月18日投稿

梅雨や台風、長雨などの湿度の高い時期に空調のないまま長期に不在する場合、換気ができないことにより様々な湿気による弊害が想定されます。

大気中では水蒸気(湿気)は量の多いところより少ないところに向け移動を繰り返すので、外気が乾燥していれば換気により室内の湿気を帯びた空気と入れ替わります。

その乾いた空気に風が加われば、湿り気のあるものも一気に乾いてしまうことは、洗濯などで日々、実感されていると思われます。

空家、別荘で部屋を閉め切る状態が続けば、空気の移動も不活性になります。 畳、ふすま、壁などの吸放湿材は湿気を吸い込み続けます。 空気の流れが悪く、乾きにくい状態が続くと次第にカビが発生します。

また、元々空気の移動が悪い隅や角(コーナー)には特に注意が必要となります。 それは構造的な理由により空気が流れにくく、そのため表面温度が周囲よりも一段と低くなるため傾向があるためです。相対湿度60%以上よりカビは繁殖力を高めます。

空き部屋、空き室対策として、まずは構造的に空気のよどみやすい場所を予測、および点検し、その場所には高湿度になると吸湿する塩化カルシウム、シリカゲルB型など大容量タイプの乾燥剤、除湿剤を設置します。

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