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シリカゲル・塩化カルシウム・シリカゲルB型を使用する乾燥剤、除湿剤はテクノスナカタにお任せください

シリカゲルA型と塩化カルシウム系除湿剤の選び方 ② <吸湿特性の違い>

乾燥剤はそれぞれに吸湿の特性があることから、使用条件に適した選択を都度、行う必要があります。

これらは業務品であるためコストを優先事項にあげられますが、使用条件によってはメリットがデメリットに変わることもあるため、事前に情報収集が必要となります。

そこで、業務用乾燥剤では最も長い歴史と実績を持つシリカゲルA型と、その後に登場した塩化カルシウム系除湿剤(弊社商品名はファインドライB)について、比較が可能なところを中心に特長をまとめます。

乾燥剤シリカゲルA型

・食品添加物指定もあり、吸湿しても液化しない安定した物質である 

・関係湿度約30%より吸湿を開始、以降は湿度が高くなるほど吸湿する

・物理的吸着反応であるため吸湿反応が比較的早い

・インジケーター機能を持ち、色相の変化により交換を告知する

・乾燥装置があればリサイクルできる

・単位あたりの吸湿容量が塩化カルシウムに劣るため、同じ吸湿容量を求めるとコストが嵩む

・初期の吸湿スピードは優れるが、飽和が近づくと極端に吸湿しなくなる

・万が一、破袋すると丸い粒が方々に飛散するが、対象を汚したり変質させることはない

塩化カルシウム系除湿剤 <ファインドライB>

・単位あたりの薬剤における吸湿量は、シリカゲルA型比約7倍とパフォーマンスに優位

・関係湿度約50%より湿度が高くなるほど優れた吸湿力を発揮

・吸湿容量が大きいため、同等のシリカゲルと比較するとコンパクトな設計が可能

・ゲル化もしくは重量変化により取り換え時期を告知

・化学的吸着反応であり、傾向的にシリカゲルA型より吸湿速度が遅い

・万が一、破袋すると塩化物のため汚染の恐れがある

・関係湿度50%以下は、ほとんど吸湿しない

・除湿剤としてのリサイクルは不可

シリカゲルと塩化カルシウムを吸湿特性だけでみると、長期に結露が生じるような高湿度環境が続くようであれば塩化カルシウム系除湿剤、吸湿容量だけではなくトータルで低湿度を維持する必要があればシリカゲルA型となります。

この辺りが一般的な選択ポイントとなりそうですが、保存対象品、保管環境、保存期間の情報をもとに、使用量も含めてご相談ください。

乾燥剤使用量の求め方 <メール対応>

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