シリカゲルA型と塩化カルシウム系除湿剤の選び方 ② <吸湿特性の違い>
乾燥剤はそれぞれに吸湿の特性があることから、使用条件に適した選択を都度、行う必要があります。 これらは業務品であるためコストを優先事項にあげられますが、使用条件によってはメリットが…
シリカゲルと塩化カルシウム乾燥剤の違いとは?
湿気対策に欠かせない「乾燥剤」にはさまざまな種類がありますが、本記事では、シリカゲル乾燥剤と塩化カルシウム乾燥剤の違いについて詳しく解説します。 1. 吸湿の仕組み シリカゲル乾燥…
美術館、博物館に倣う骨董品、美術品の保管と調湿剤シリカゲルの役割
美術館、博物館において、絵画、彫刻、工芸品、古文書などの文化財の保管には品質劣化を招かないためのマニュアルが数多く存在します。 また、その専門知識を習得された学芸員は、保管を歴史を…
建築様式の違いから見る倉庫の湿気、カビ、 結露対策 <鉄筋コンクリート・スレート>
近年、世界各地で大規模災害が発生しており、その原因の一つに地球温暖化があるといわれます。 日本でも、この100年間にかけて気温が1.2℃上昇したようです。 温度が1℃上昇すると、空…
錆を防ぐ!鉄、金属部品の梱包、 コンテナ輸送時における業務用除湿剤の役割
金属の種類のうち日常で最も見かける鉄は、鉄鉱石の主成分である酸化鉄を製錬することで作られます。 その過程において酸素が無理矢理に引きはがされるため大気中では極めて不安定な状態にあり…
脱臭力の違いを解説! シリカゲルに活性炭を付加した業務用除湿剤
臭いは分子で構成されます。 その多くは有機化合物で、水素と炭素のほか、様々な元素との組み合わせにより決まります。 また、臭いは大気中に揮発することが条件となり、空気中でそれぞれの分…
すきまや仕切空間に除湿剤が必要な理由とは? カビ、錆、結露対策のための業務用除湿剤
家庭用除湿剤のカテゴリーには押し入れ、タンス、下駄箱などの閉鎖空間向けのほか、タンス裏用、すきま用と、障害物により仕切られた空間を対象とした商品があります。 この仕切られた空間にな…
業務用乾燥剤の定番品、シリカゲルA型100g分包 不織布入りについて
シリカゲルは中心部に向かうほど細くなるマイクロ、メソサイズの無数の孔(穴)を持ち、その孔の表面積はシリカゲル1gあたりで700㎡、重量100g換算で70000㎡と、東京ドーム約1…
業務用シリカゲルの再利用について。メリットとデメリットとは?
このシリカゲルは吸湿特性の違いによりA型とB型の2種類に大別されます。業務用としてシリカゲルを使用する場合、再利用のメリットとして経済的理由と省ゴミの2つが挙げられます。
業務用として乾燥剤、除湿剤を選ぶ際のチェックポイント。 <再生型シリカゲルと使い捨てゲル化タイプとの比較検証>
錆、カビなどの問題が生じ、防湿に向けた検討を始める際には先ず、幅広い角度から対策案を検討されると思います。
その対象が金属であれば防錆剤、防錆紙との比較、また、空間を対象とすれば除湿機といった選択肢もありますが、
ここではコストメリットのある業務用乾燥剤の選択について考えることとします